商品開発ストーリー
歩くことができるという“幸せ”を届けたい
歩くことができるという“幸せ”を届けたい
世田谷自然食品を成長させてきた代表的な商品の一つである「グルコサミン」。
10年以上のロングセラー商品をさらにパワーアップさせ、
新たな会社の顔となるような商材を作るため、新卒入社5年目のE.Dさんが企画を担当しました。
グルコサミン商品をアップグレード。
歩みに重要な「ひざ関節」「脚の筋力」「骨」の3つにはたらきかける成分を同時に補うことができ、「いつまでも自分の脚で歩きたい」という想いをサポートする商品です。
開発ストーリー
方針決定
コロナ禍では人々の健康への意識が高まり、当社サプリメント事業部の売り上げも好調でした。
しかしその勢いは落ち着き、様々な数値から見てもグルコサミンをはじめとする商品の伸び悩みを感じました。
商品をパワーアップして巻き返しを図りたいという想いから企画が動き始め、社長に提案しに行きました。
社長との会議では、世田谷自然食品をここまで育ててくれた「グルコサミン＋コンドロイチン」に数万人のご愛用者様がいることから、リニューアルではなく、別の訴求点を持った新商品を企画する方針に決定しました。
企画会議
当社としてどういった強み（USP）を持たせた商品をつくるのかという点と、メーカーさんから提案していただいた成分でどういったアプローチが出来るのかという、二つの方向性で話を進めていきました。
会議を重ねていき、お客様のお声からお悩みの多い「関節・筋力・骨」すべてにアプローチできる成分を入れることで、喜んでいただけるのではないかと考えました。また、商品の良さがわかりやすく伝わるように“機能性表示食品”を取得することも目標となりました。
商品設計
ある程度商品の内容が固まったところで機能性表示食品として届け出をするため、成分の分析を依頼します。資料をそろえて届け出をしますが、結果が出るまで2か月程かかるため、併行してパッケージのデザインや製造のスケジュールを組み立てて準備します。特に今回はパッケージデザインに苦戦しました。制作会社さんの提案を待つのではなく、商品コンセプトやこだわりを表現できるようなラフを自ら描きました。
販売準備
今までは商品ができ、それをどう売るかという順で動いていましたが、この商品に関してはマスメディア広告を担当している部署と協力して「どんな人に届けて、どんな想いで届けるのか」といった、テレビCMをはじめとする広告での展開も想定しながら販売戦略を考えていきました。
世田谷自然食品の代名詞であるグルコサミンがどのような価値を届けることができたのかを形にしていきました。
今回のブランドタグライン※としては「日本のヒザは私たちにかかっている」。グルコサミンのパイオニアとしての強い思いを表現しています。
商品への想い
私の祖母の身体が不自由になってしまい、当たり前に感じていた“歩くこと”の幸せを感じました。その幸せを多くの方に届けたい。今、健康な方々にもグルコサミンプロを飲んで、いつまでも自分の脚で歩くことができる。それを支える商品にしたいです。発売がゴールではなく、お客様にしっかり届けて、認めてもらい、長くご愛用いただけるようにこれからも工夫し続けていきます。
