商品開発ストーリー
より良い商品を作るために原料から厳選!?
より良い商品を作るために原料から厳選!?
当社で今一番伸びているのが、冷凍でお惣菜をお届けするサブスク事業「味わい惣菜」です。
毎月様々な種類のお惣菜が届く人気のコースですが、お客様からのお声を吸い上げて商品に反映させていくことがご愛用いただくためには重要です。コースを担当するM.Rさんに詳しい話を聞いてきました。
いかの旨みを余すところなく感じられる1品です。
いかは出汁を効かせた煮汁でふっくらやわらかく、大根・蓮根・人参は中まで味が染み込むように加熱時間を調整し丁寧に調理しました。ほっこりと優しい味わいの煮物です。
開発ストーリー
企画会議
お客様からのご指摘の多いメニューや、定期的に既存品を食べ、自分達でも改良したいと思った商品のメニューから入れ替えていくことになりました。
入れ替えの対象となったメニューは、パンフレットにも掲載されている商品でしたが、写真と実際届くものに少しギャップがあるように感じていました。そのメニューがエビを使用したものでしたので、海鮮系のおかずで検討していきました。
また、味わい惣菜のコンセプトが『ご家庭で食べ馴染みのある定番料理をご提供する』であり、そこから家庭では作りづらい、いかの煮物になりました。
原料調達
作りたい商品を製造メーカーに依頼しましたが、そのメーカーさんはいかの原料をあまり扱ったことがありませんでした。そのため良い原料を探すため食品展示会へ出向き、いかを扱う原料メーカーさん数社と繋がることができました。
その中から、自分たちの思い描いた味つけを再現するため、より原料に近い素材を扱い、ご高齢のお客様でも食べやすい触感や大きさを扱っている原料メーカーさんとお取引することにしました。“原料に近い素材”を扱っている会社が少なかったので原料の調達には苦労しました。
試食・改善
見栄えや栄養バランスの面から副菜を根菜にして一度に色々な野菜を食べられるようなメニューとしました。味付けに関しては初回のサンプルから美味しく、大きな問題はありませんでした。しかし1度目の試作では塩分がやや薄く、その次は塩分が濃かったので微妙な調整にはやや苦戦しました。具体的な要望を的確に出すことを意識して、納得いく味付けに仕上げることができました。
販売準備
商品が納価と見合っているか、前回品から更に良くなっているかを精査し、社内でも納得出来る商品となれば企画が決定します。その後は実際に販売するための準備として、製造メーカーに規格書や食品表示のラベル作成を依頼します。それを当社で確認し、問題がなければ製造・販売になります。
社内で行う準備としては、カタログやパンフレットに載せる商品の写真撮影をディレクションすることやホームページに商品を反映させるためWeb事業部との連携なども行います。
商品への想い
お客様に「こんなに美味しいものがあるんだ」という事を知っていただきたい。でも私が一番知ってほしいのは、安心安全なものを原料からこだわっていることです。品質保持のため仕方なく食品添加物を使う場合は、必要最低限の種類と量を限定して使用しています。 私が関わる商品はもちろん、当社の全商品に“お客様に安心しておいしいものを食べていただきたい”という想いが詰まっているんです。